■性感染症(STD)
膣カンジダ
・カンジダ膣炎はカビの一種である真菌類に属する、カンジダ・アルビカンスの感染によって起こる膣炎です。
カンジダは、膣内だけでなく、口、気管支、肺などにも寄生しているもので、いつでも病原性を持っているわけではありません。
健康体にも寄生していることが多いカンジダですが、いったん病原性を得ると発病して炎症を起こすのです。
発病の動機についてはまだ明らかにされていませんが、カンジダ膣炎は、妊婦に多いこと、分娩後は自然になおってしまうこと、糖尿病とかビタミンB2の欠乏した人、栄養不良の人に多い点から、全身の健康状態の変化が、発病の誘因になっていると考えられています。
・症状は、外陰部の激しいかゆみで、程度の差はあっても、気が狂いそうなほどのかゆみを訴えてくる場合が多いようです。
外陰部は赤くただれて、ひどくなると皮膚が乾燥してカサカサした感じになってくることもあります。
・おりものは、カッテージチーズのような白くてぼろぼろした感じで、ときには、膣の中にいっぱい詰まっているほどで、膣口や、小陰唇、大陰唇にまでついていることもあります。特別な悪臭はありません。
・膣の中でいえば正常人の約10%には検出されるものであると言われています。このカンジダが何らかの原因によって異常に増殖し、おりものがおかしいと自覚され、また外陰部にかゆみを自覚するようになって初めて、カンジダ膣外陰炎という疾患名がつきます。
尖圭コンジローマ
淋病
クラミジア感染症
性器ヘルペス
膣カンジダ
トリコモナス膣炎
外陰膣炎(非特異性膣炎)
毛じらみ症
梅毒
エイズ
B型肝炎
C型肝炎