■性感染症(STD)
外陰膣炎(非特異性膣炎)
・外陰膣炎とは外陰部から細菌が入って炎症をおこすものです。女児では珍しくありません。
・小児の膣部は成人に比べ、自浄作用が働かず、一般細菌により炎症が発症しやすい状態にあります。
・膣入口部から前庭部にかけて赤くなり、またかゆみのためかきむしって、さらに二次的に細菌感染をおこすことがあります。
小児期の膣炎はカンジダはあまりなく、ほとんどは普段この部分の近くにいる細菌が感染するものです。カンジダ以外のものを非特異性膣炎といいます。
・特別な病原菌ではなくて、大腸菌とかブドウ球菌、連鎖球菌などによって起こる膣炎です。膣の自浄作用が低下することによって、これらの菌が繁殖してくるのです。
症状は、黄色くて膿のようなおりものが多くなって、いやなにおいがします。おりものが多くなってくると、外陰部もその刺激によって、赤く炎症を起こしてきます。治療は、膣の洗浄と、抗生物質の膣錠を使えば必ずなおります。
尖圭コンジローマ
淋病
クラミジア感染症
性器ヘルペス
膣カンジダ
トリコモナス膣炎
外陰膣炎(非特異性膣炎)
毛じらみ症
梅毒
エイズ
B型肝炎
C型肝炎